とある有名YouTuberが1日で600万円の投げ銭を獲得して配信者ランキング1位になったことで話題沸騰中の『TikTokライブ』だが,実際稼げるだろうか。
実は僕の身近にTikTokで動画投稿をしており,暇な日はTikTokライブを配信している知り合いがいる。その人は現在のフォロワー約1,000人。性別は女。動画の投稿本数は月5,6本程度だ。
今回TikTokライブで収益をあげているという事で詳しく話を聞かせてもらったので記事にしていく。
TikTokライブとは
TikTokライブとは動画投稿で有名なTikTok内で利用できるライブ配信サービスの事である。
ある一定の条件を満たすことによりライブ配信を行うことが可能になり,TikTokで唯一投げ銭システムが採用されている。
現在の所TikTok内で稼ぐ方法はこのギフティング(投げ銭)のみとなっている。
このギフティングは他のライブ配信サービス同様,視聴者が応援の気持ちとしてギフトを送ることにより,その一部が配信者に入るようになっている。
現在配信者に入る収益はもらったギフトの27%と言われている。
このシステムは2021年1月から採用されており,他のライブ配信サービスよりも知名度が低いのが現実だ(TikTokにライブがあることを知らない)
今後の成長に期待できるサービスの1つだ。
配信条件
ではTikTokのライブ配信はどのような条件を達成すれば配信可能なのか。
まずは16歳以上であることが第一条件となっている。
これはTikTokが公表しているので間違いない。
次にTikTokが定める基準を超えることが必要なのだが,この基準が明確になっていない。
ネット上で調べてみるとフォロワー1,000人が必要という情報や投稿している動画の質が高い必要がある等の様々な情報が出てきた。
実際に僕の知り合いはいつからライブ配信が出来たのかを確認してみた。
すると
フォロワー300人
動画50本くらい
とのこと。
動画は基本的に流行りの音源でダンス等を投稿している。
TikTok外の編集ソフトでも編集を行い投稿をしているため,質の高い動画が多いように見受けられる。
様々な情報の中から僕が出した答えはこうだ。
TikTokライブの配信は人によって条件が異なる
つまりスマホで撮影した動画をただ曲を選んで投稿する人よりも,編集をしっかりとして投稿している人の方がフォロワーの数を少なくライブ配信を開始することが出来るという事だ。
僕が運営側であれば質の低い動画を多く投稿している人と質の高い動画を投稿している人では評価したい投稿者は一目瞭然だ。
フォロワー1,000人の収益
では一番皆さんが気になる点の収益について記載していく。
結論から言うと月10,000円程度となる。
これが安いのか高いのかと言う話なのだが,彼女の場合,1ヵ月に配信する回数は10回程度。
1回あたり1時間の配信を行っている。
これは時給で言うと1,000円と言うことだ。
彼女は元々稼ぐ目的でライブ配信をしている訳ではないのだが,こう言っていた。
『ライブ配信は長時間やればやるほどギフティング(投げ銭)での時給換算は低くなっていく。1日やったとしても1時間程度で十分だ。』
考えてみると確かにそうだ。
1日何時間も配信をしていれば物珍しさが減ってきて視聴者数もギフティングも減っていきそうだ。
最初は『時給1,000円だったら毎日数時間やればいいのでは?』と安易に考えていたのだが,そうでもないらしい。
ただ,ライブ配信をしていると通常の動画投稿よりもフォロワーの伸び率が高いとのこと。
その為,現在も時給換算をするとどんどん上がっていると話していた。
配信中にすべきこと
いざ配信が出来るようになったけど何をすればよいのか疑問を抱く人も多いであろう。
何か特技があれば良いけど何もないという方のためにライブ配信について彼女(知人)に聞いてみた。
配信中に関しては以下の事が大切になるらしい
①最初は教えてもらう姿勢を貫く
ライブ開始直後は見に来てくれる視聴者の数も少ない。
その為コメントが流れなかったりとつらい時間を過ごすことになってしまう。
大切なことは訪れた視聴者を離れさせないことらしい。
その為にはライブ初心者として視聴者に色々教えてもらう下手の姿勢が大切なようだ。
実際この方法で1ヵ月の間にフォロワーを700人増やすことに成功したらしい。
②コメントはできるだけ読み上げる
これは雑談ライブなら当然の事なのだが,基本的にすべてのコメントを読み上げることが大切とのこと。
もちろん中には変なコメントをしてくる人達もいるようだが,そのコメントに対しては『次変なことコメントしたらブロックしますね』と返してあげるらしい。
コメントを返してくれる配信者だと見てる方も楽しいと思う。
③リクエストには出来る限り答える
中には
『○○してください』
とリクエストコメントをしてくる人もいるらしい。
その場合は出来る限りでリクエストにこたえるとフォローしてくれる率がグッとあがるとのこと。
たしかにリクエストに応じているうちに
『この人はリクエストに応えてくれる人だ』と浸透しするので必要だと分かる。
今後浸透していくこと間違いなし
TikTokライブは素人でも動画投稿から初めて追々配信をするという方法を取れるので手を出しやすいライブ配信サービスなのだが,まだライブ配信アプリとして認知されていないのが現状だ。
動画投稿サイトも含めているため,他のライブ配信サービスと比べて利用ユーザー数が桁違いに多いことと,換金率27 %と言う数値から浸透していけばもっともっと収益をあげられるサービスだと考えている。
また,ライブ配信サービスはコロナ渦の収入減等から現在注目されている副業の1つである。
TikTokからライブ配信で副業が出来ると認知され始めれば多くの利用者が現れるはずである。
また,ライブ配信を見るためにTikTokを利用する人も増えてくると考えられるため,今後はもっともっと伸びてくるに間違いないだろう。
僕自信,今後はTikTokライブも視野に入れて活動していこうと思う。
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