正社員

通勤時間が長い。会社への通勤は何分くらいが理想か

皆さんは職場への通勤手段は何を利用しているだろうか。
また勤務先への通勤時間はどのくらいだろうか。
都会の場合は電車や自転車,または徒歩の通勤が多くなるのであろうが,私が住んでいる田舎では車通勤のケースがとても多い。そして人によっては通勤時間がとても長い。

いくら田舎であろうと通勤退勤の時間帯は大渋滞が発生する場所もしばしば。
渋滞にハマったら30分以上抜けられないなんてこともある。

僕も実際往復3時間をかけて通勤をしたことがあるのだが,正直つらすぎた。
通勤も仕事のうちな訳なのだが,通勤時間はどのくらいが理想的なのだろうか。
また,通勤時間の有効活用は出来るのかを僕の体験談を例に考えていきたいと思う。


通勤時間の平均

passenger-g42c729607_1920.jpg

通勤時間は人によって異なる訳なのだが,一体どのくらいが通勤時間の平均となるのだろうか。
結論から言うと47都道府県の通勤時間の平均は1.19時間となるそうだ(往復)。
これを分単位に直すと約71分となる訳だ。

勿論この値はあくまで全国平均の値であり,都会と田舎を比較した訳ではないので自分の通勤時間が長いのか短いのかの比較がしにくい。

ここで一番比較しやすい都会代表の東京都と,僕が住んでいる田舎の福島市を比較してみよう。

東京都の場合の平均通勤時間は1時間30分となる。
この時間は47都道府県で比較すると第4位という結果となった。

では福島県の平均通勤時間を見てみよう。

福島県の平均通勤時間は59分となる。
47都道府県中25位と言う結果となった。

因みに第一位の都道府県は神奈川県となり,1時間40分となる。
また,最下位の都道府県は50分となるらしい。

比較してみると東京都と福島県で30分程度の差があることが分かる。
1ヵ月に24日出勤するとなると,1ヵ月で12時間の差が生まれる訳だ。
この差が大きいことが分かってくる。


通勤時間(距離)が長い場合のメリットデメリット

clock-g9230c94e3_1920.jpg

通勤時間の平均が出たところで自分の通勤時間が長いのか短いのかの比較が出来るようになったかと思う。

そこで通勤時間が長い場合のメリットデメリットを例を挙げて考えていきたいと思う。

記事冒頭にも記載したのだが,僕は現在往復3時間の道のりを通勤している。
距離にして往復70kmと対したことはないのだが,通勤ラッシュの時間帯なため渋滞にはまってしまう。その為,片道1時間30分程度かかってしまう。

ここで僕が考えるメリットデメリットを挙げてみよう。
まずはメリットを見てみよう。

①1日の予定を立てられる
②自分の時間として活用できる

メリットとしては上記が挙げられる。
僕が車で通勤をしているのだが,通勤時間中は自分の時間として活用することが多い。
現在は工場勤務の為,あまり1日の予定を立てることはなくなったのだが,以前建設会社で勤めていた時はどのように現場を回れば良いかや終業後の予定を立てることが良くあった。
『家でも出来るのでは』と思う方もいると思うが,実際帰宅してしまうとオフモードになってしまいこんな予定を立てることはなかなか出来ない。

また,僕は車通勤のため音楽を聞く程度のことしかできないのだが,電車通勤の人等は電子書籍を読んだり,ゲームをしたり自分の趣味の時間として活用することが出来る。
このように時間を有効活用することにより,ストレスなく通勤することが可能だ。

次にデメリットを見ていくと

①帰宅してからの時間が少ない
②渋滞等がストレスになる
③ガソリン代がかかる

と上記のことが挙げられる。
一番は帰宅してからの時間が少ないということであろう。
やはり自分の時間が通勤時間によって奪われるのはもったいないことだ。
僕も実際在宅ワークが出来たらなぁと考えたことが何度もある。

また,車移動の場合は渋滞でのストレスがかかる。
渋滞にはまると抜け出すのに30分以上かかることもしばしば。
1日だけだったら良いのだが,これが毎日起こることとなる。都会で言えば満員電車に乗っている気分なのかもしれない。

そして車通勤の僕の場合,ガソリン代や車のメンテナンス費用がかかる。
1日に70kmの距離を走ればガソリンもかなりの量を消費する訳であり,1年間で2万キロ越えが普通になってくる。そうなるとタイヤもオイルも交換が必要となる。
一応交通費については支給されているが,全額支給されている訳ではない。
計算すると月々の燃料代の半分程度が支給されていることが分かった。


通勤時間が短い場合のメリットデメリット

smart-watch-g8c130c6fb_1920.jpg

通勤時間が短い場合のメリットデメリットを見ていこう。
僕は以前自宅から車で5分程度の飲食店で働いていたことがある。
この時のメリットを挙げてみると,

①ぎりぎりまで寝てられる
②家族と過ごす時間が多くなる
③心に余裕が出来る

まず①のぎりぎりまで寝てられるのは僕にとって最高のメリットだ。
逆に言えば寝るのが遅くなっても職場が近ければ全く問題がない。
仮に寝不足になっても終業後すぐに自宅に到着するため,勤務時間を我慢して働けば帰ってお昼寝をすることが可能だ。

また,職場が近ければ家族と過ごす時間も多くなる。
いまの職場になって思うのだが,通勤時間が長いと家族と過ごす時間が少なくなり,コミュニケーションを取れないことが多々ある。人にもよるかとは思うが,僕の場合家族と過ごす時間が少なるなくことがストレスとなってしまう。

そして通勤時間が短いと心に余裕が生まれてくる。
例えば1日が仕事と通勤で終わってしまう場合,ストレスで心に余裕は生まれない。
しかし,通勤時間が短く自分の時間を確保することで心に余裕が生まれてくる。
何か面白くないことがあったとしてもイライラしないで生活することができる。

次にデメリットを見ていこう

①切り換えが難しい
②車の調子が悪くなる

これは実際に僕が体験したことなのだが,プライベートの時間から仕事モードへの気持ちの切り換えがとても難しい。
自分で自覚はなくても通勤時間では仕事モードへの気持ちの切り換えを行っていたようだ。
この時間を確保せずに始業を迎えるとなんとなく仕事に集中が出来ない。

②の車の調子が悪くなるのはチョイ乗りの場合に良く見られる話しだ。
僕の場合は片道1km以内の距離を5分程度で移動してしまっていた結果,エンジントラブルを起こしてしまった。
車屋によると,チョイ乗りをするとエンジンオイルの温度が適温まで上がらないため,エンジンへの負荷がかかるらしい。
数日に1回程度は10kmくらいの距離を走ることが大切らしい。


理想の通勤時間

pedestrians-ga404c8051_1920.jpg

では理想的な通勤時間はどの程度なのだろうか。
もちろん住んでいる地域や職場により考え方は様々であろうが,僕なりには往復30分~1時間程度が理想的な通勤時間だと考えている。

これは実際に僕が様々な職場で通勤してきた結果の値となる。
片道30分程度かかることで気持ちの切り換えをすることが出来るのと,程よく自分の時間を確保することもできる。

また,通勤時間を趣味に活用するとしても長すぎるとマンネリ化してきた時にストレスを感じることもある。趣味として活用するとしてもこのくらいの時間が理想的だと考えている。


まとめ

writing-ge58252f2d_1920.jpg

通勤時間は長すぎるとストレスになってしまうが,短すぎても良くない。
程よい時間を確保することが大切だ。

現在の通勤時間に不満がある方はこの記事を読んで少しでも時間を有効活用してほしい。
また,車通勤をしている場合は新しいルートを開拓してみることも大切だ。

僕たちが生活していくためには仕事をしてお金を稼ぐ必要がある。
出来るだけストレスを抱えないで仕事をするためにも考え方を改めてみても良いかもしれない。

関連記事