派遣社員

ライン作業とは?トイレにも自由に行けないのは本当なのか

工場勤務をしたことがある方であれば一度は経験したことや見たことがあるかもしれないが,工場の多くはライン作業と言った形式で仕事をする環境を整えている場合が多い。

このライン作業は人によっては『つらい』『ついていけない』と言った意見も多く存在している。

今回は僕の実体験を踏まえてライン作業についての話をしていこうと思う。


ライン作業とは

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まずほとんどの方は『ライン作業ってなんぞや』と思うことだろう。
記事冒頭でも話をした通り,ライン作業とは工場などで良く使用されるいわゆるライン生産方式のことを指す。

この方式は工場等がある一定の製品を大量生産するために利用される。
作業員を一連化させ,効率化をはかっている。

簡単に言うと車のエンジンを組み立てる際に取り付ける部品が100個あるとする。
エンジン本体がベルトコンベアで流れてくるため,作業者Aは1の部品を取り付け,作業者Bは2の部品をとりつけ,作業者Cは3の部品を取り付けるといった流れで100個の部品を各々に担当をして取り付けていく,いわゆる流れ作業と言うやつだ。



ライン作業はとにかくきつい

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僕自信派遣された会社で約2年間ライン作業を行っていたのだが,ライン作業はとにかくきつい。
複数の例を挙げていくので今後ライン作業を検討している方は参考にしてほしい。

1.スピードが速い

ライン作業はコンベア等で製品が流れてくる時間が決まっている。
つまりは自分が1つの製品に使用できる時間も決まっているのだ。
ほとんどの人はこのスピードについていけなくて離職する方が多い印象がある。

2.体力的にきつい

ライン作業ではほとんどが立ち仕事となる。
と言うことは就業時間中はずっと立っていることになる。
もちろん足はいたくなるし,ライン作業のスピードについていかなければならないので仕事を終えて帰ると玄関で寝たくなるくらい疲れている。

3.トイレや水分補給問題

ライン作業をしていると自分のもち場を離れることがなかなか出来ない。
2人で交互に作業する工場等であればトイレや水分補給にいくことも可能なのだが,1人で担当する場合はトイレに行くのもやっとだ。
僕が配属されていた会社では班長に『トイレに行きたいときは俺に言って』と言われていたのだが,その班長がなかなか現場に来ないのだからトイレにいけるはずがない(笑)


相方によって仕事量が左右される

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これはペアになってライン作業に取り組む場合や,グループになって作業を行う場合に当てはまることが多い。

前項にも当てはまるのだが,僕が一番細かく記載したい内容であったためあえて1つの項目として記載していく。

ライン作業では複数人でグループを作ったり,2人のペアを組んだりすることがある。
そうなるとその日のノルマを達成できなかった場合はそのグループやペアのせいとなる訳で,いわゆる連帯責任となってしまう。

一緒に仕事をしている人の中で仕事が出来ない人がいると,その分仕事が遅れてしまう訳で,そうならないためには他の作業員がカバーするしかないのである。

簡単に言うとグループ内に1人でも仕事が出来ない人がいると自分の負担量が増えるということだ。
文章で言ってしまうとそんなのどうにかなるだろうと思うかもしれないのだが,実際に作業をしているとこれがいかに大変なことかが分かる。

例えば2人ペアで作業をしている場合,1人が0.7人分の仕事量しか出来ない場合,自分が1.3人分の仕事をすることとなる。1.3人分の給料をもらえるのなら喜んでやるのだが,実際はそういかないのでやる気もしない。

僕が以前の派遣先を辞めた理由にも上記の理由が含まれている。


ライン作業を上手くこなすには

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ライン作業を上手くこなすにはどうしたら良いのだろうか。
僕の経験上の話をして行くので参考にしてもらえればと思う。

1.ほどよく適当に

これはライン作業以外にも当てはまるのだが,工場では適当に仕事をする程度が丁度良い。
と言うのも完璧にこなそうとすると自分自身を追い込むことになりがちだからだ。
実際僕もその1人なのだが,自分のラインの実績を下げないために他の人をフォローして仕事をした結果,上長からは仕事が出来る奴と判断されて出来ない人と組まされるようになり,相方からは『この人がやってくれるから』と手抜きをされるようになった。

2.効率を考える

これもかなり大切な話。
ライン作業では決まった時間内に自分の仕事を終わらせる必要がある。
その為には何も考えずに作業していてはまずだめだ。効率を考えることが重要だ。
例えば少しでも手空きの時間がある場合は,次に流れてくる製品の準備をしておくなど,出来ることはいくらでもあるはずだ。
これの積み重ねをすることにより自分の仕事も早く終わらせられるようになり,周りも見えるようになってくる。そうなると必然的に仕事のスピードも上がってくる訳だ。

3.別のことを考えながら仕事をする

ある程度効率化が出来てくると,無になって作業をできるようになってくる。
僕も実際派遣されて半年後くらいからは無になって作業を行うことが出来るようになってきた。
そうなると後はお楽しみタイムだ。

いくらでも好きなことを考えることが出来る。
僕の場合は『今日は帰ったらなにしようかな』『将来お金が貯まったら何をしようかな』といったくだらないことを考えながら1日を過ごしていた。

ある意味ライン作業は慣れれば楽しい仕事なのかもしれない。


まとめ

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工場等のライン作業はある程度の器用さやスピードを求められるため,苦手な人もたくさん存在する。周りに迷惑をかけないためにも仕事の効率化を考えながら作業することが大切だ。

後は真面目に頑張りすぎるのはNG行為だ。
工場で正社員になりたい,または上を目指したい人であれば上長からの評価は嬉しいものなのかもしれないが,基本的には給料が変わる訳でもない。
自分が辛い想いをするだけなので適当に仕事をこなすことをおすすめする。
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